部品実験:電源部品 | 元に戻る |
LM317 2024/9/9 |
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1.LM317のデータシート概略 2.R1R2の値による入出力特性の測定 3,設計シートについて レギュレータについて (TL431とLM317比較含む) ツェナーダイオードについて TL431について | 1,ダイオードについて |
本 文 |
1.LM317のデータシート概略
(5) 詳細な説明
(6) アプリケーションと実装
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2.R1R2の値による入出力特性の測定 通常ではR1を470Ω程度にして必要な電圧をR2により調整する方法で設計すれば良いと思うが、もう少し消費電流を下げる事が出来ないかなどを確認するため、下記回路を作成しR1、R2を変化させ各値を測定した。 結果によりR1、R2を選定する資料にしたい。 ただし採用にあたってはメーカー推奨値では無いため自己責任になるので注意すること。
・測定条件 ①測定条件についてはVINを12(V)で特にIR1の電流値、R1の値、R2の値は なおR1およびR2は測定前の実測値です。
②無負荷状態でR2の変化させVOUT、IIN、V2およびVOUTの最大、最小、10(V)時のR2の抵抗値を測定 ③R2でVOUTを約10(V)に調整して0(mA)~20(mA)までのIOUTによる IIN、VOUT、V2を測定する ④R2でVOUTを約9.5(V)に調整して ③と同じ測定を実施する。 ⑤R2でVOUTを約9.0(V)に調整して ③と同じ測定を実施する。 (2)測定の結果 VINが12(V)の場合だが推奨条件より小さい下記値でも設計出来ると思われる。 ※測定には一つのLM317しか実施していないので、結果は取り扱いに注意が必要。
(3)測定データ 測定1 |
測定2 |
測定3 |
測定4 ②について IR1の電流が小さいため、VOUTが10(V)以下で安定するIINの値についてVOUTの低い方で変化が出ている。 またVOUTの最低電圧がきVREFより大きな電圧となっておりVOUTの低い方で特性が悪くなってきている事が判る。 |
測定5 |
測定6 |
(4)測定状況 [目次に戻る] |
3,設計シートについて 設計は下表を作成し設計に使用する。 [目次に戻る] |