発電実験:発電機 元に戻る

励磁装置の作成 2024/7/2

本文目次

本文以外目次
1.前書き
Ⅰ.今回作成した自動電圧調整器
Ⅱ.自動電圧調整装置の概要
Ⅲ.ハードウェアー
Ⅳ.発電試験装置の製作と試験
Ⅴ.その他(参考資料)
Ⅵ.部品表
Ⅶ.プログラミング(準備)
Ⅷ.プログラミング(詳細)
Ⅸ.プログラム(ソースリスト)

本   文
1.前書き
 この自動電圧調整装置を製作するきっかけは、2012年1月中旬、『発電機の励磁装置で新技術として自動電圧調整装置でFET素子を使用したPWMによる電圧制御についての記事があり、実際に製作して見ようと思いました。
 自動電圧調整器だけを作成しても面白くないので、小さな同期発電機を回転させ簡単な試験を含め製作記に含めました。
 PWMについては、1984年(8bitのマイコンPC8001などから16bitへ移行のころ)7月号のトランジスター技術(CQ出版の月刊誌)に『PWM方式スイッチング・レギュレータ用ICの使い方』が解説されており、この時代にPWMの専用ICまで有ったと言う事で、PWMについては新しい物では無い事が判りました。
 1980年代には最終段にはトランジスターや高電圧ではサイリスター・GTOを使用しており、FETはまだ小出力の高周波アンプなどで使用されており、電源装置などには使用されていませんでした。
 その後電車などの要求から大電力FETの開発が進み、制御系の信頼性が確立されたと言う事で、重電機器に応用されてきたと思われます。
 将来はこの装置を違うCPU (PIC18F97J60-I/PF)を使用したLAN型電圧調整装置、ACサーボモータを使用したLAN型調速機、LAN型保護装置と全体の制御・監視するLAN型コントローラを作成し、小型発電所の集中監視システムまで作成して見ようと思いますが・・・・・ (死ぬまでに出来るか?)
 あともう一つ、色々な考え方は有るかと思いますが、これを見て物作りの楽しさや、ある程度の物なら、意欲さえ有れば出来る!と思ってもらえれば幸いです。
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