この自動電圧調整装置を製作するきっかけは、2012年1月中旬、『発電機の励磁装置で新技術として自動電圧調整装置でFET素子を使用したPWMによる電圧制御についての記事があり、実際に製作して見ようと思いました。
自動電圧調整器だけを作成しても面白くないので、小さな同期発電機を回転させ簡単な試験を含め製作記に含めました。
PWMについては、1984年(8bitのマイコンPC8001などから16bitへ移行のころ)7月号のトランジスター技術(CQ出版の月刊誌)に『PWM方式スイッチング・レギュレータ用ICの使い方』が解説されており、この時代にPWMの専用ICまで有ったと言う事で、PWMについては新しい物では無い事が判りました。
1980年代には最終段にはトランジスターや高電圧ではサイリスター・GTOを使用しており、FETはまだ小出力の高周波アンプなどで使用されており、電源装置などには使用されていませんでした。 |