発電実験:発電機励磁装置 元に戻る

Ⅰ.今回作成した自動電圧調整器 2024/7/2

本文目次

本文以外目次
1.外観説明
2.LCDの表示説明
3.操作


本   文
1.外観説明
写真を見てがっかりしないで下さい。最低限の自動電圧調整装置の機能が有ります。
①.電源 DC5V
②.PICKIT3コネクター
③.ボタン(LCDのカーソル移動)
④.ダイヤル(各設定、スイッチ)
⑤.PIC16F1938 マイクロコンピュータ
⑥.LCD (SC1602BSLB)表示器
数値は現在16進数で表示されています。
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2.LCDの表示説明
 数値は桁数を減らすことから全て16進数を使用しています。
設定・操作内容 場所 設定範囲 備考
電圧表示 上段中央Vの右3桁 0~3FF[1023] 表示単位で0.005(V)です
設定電圧 Rの右3桁 0~3FF[1023] 表示単位で0.005(V)です
最大設定2BC[700] 3.5(V)
Pゲイン P32の右2桁 設定は0~64[100] 単位は%
Iゲイン I32の右2桁 設定は0~64[100] 単位は%
Dゲイン D32の右2桁 設定は0~64[100] 単位は%
インデシャル応答値 Sの右3桁   値は設定電圧と同じです
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3.操作
(1)①又は②に電源を接続する。

(2)LCDに文字が表示されます。

(3)各設定値とインデンシャル応答スイッチ場所への移動
このLCDを見ながら、③のボタンで各設定値の変更((1)のb.~f.)とインデンシャル応答スイッチ場所へ移動が出来ます。
電源を入れると、設定電圧の最低位がフラッシュしているはずです。
③のボタンを押して離すと、フラッシュ位置が設定電圧→Pゲイン→Iゲイン→Dゲイン→インデンシャル応答値→表示S→設定電圧 と移行出来ますので、フラッシュ位置(以後カーソルと表現)を、設定する場所へ移動して下さい。
S000のSの部分で、インデンシャル応答スイッチの動作場所です。

(4)設定値の変更、インデンシャル応答のスイッチ動作
設定は④のダイヤルを右へ廻せば値は増、左へ廻せば減します。
ただし、カーソルがSの部分場合は、右又は左へ廻せばRの値とSの値を交換します。  つまり、RとSの値の差が変動試験の試験値になります。

(5)変動試験(インデンシャル応答試験)
インデンシャル応答試験でシンクロスコープを接続する場合のトリガーは、写真PIC16F1938の下段左から4番目の端子から応答動作で0→5(V) 16(ms)継続の信号が出ている。
PWMの出力は下段左から6番目の端子から出力され7番目はA/Dコンバータの入力端子です。回路図詳細は『Ⅲ.ハードウェアー 2.回路図』を参照。
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