部品実験:Arduino 元に戻る

ADS1115 2024/7/30

本文目次

本文以外目次
1.概要
2.データ取得
1.ADS1115ハード
2.Arduino全般目次
3.Arduino日本語リファレンス。


本   文

1.概要
DS1115はi2Cインターフェースによるアナログ・デジタル変換器です。写真はモジュール化されたものです。
a.超小型X2QFNパッケージ:   2mm × 1.5mm × 0.4mm
b.広い電源電圧範囲: 2.0V~5.5V
c.低消費電流: 150μA  (連続変換モード時)
d.データ・レートを設定可能:  8 SPS~860 SPS
e.収束時間は1サイクル
f.低ドリフト基準電圧を内蔵
g.オシレータを内蔵
h.I2Cインターフェイス: 4つのピンでアドレスを選択可能
i.4つのシングルエンド入力または2つの差動入力
j.プログラマブル・コンパレータ (ADS1114および
k.動作温度範囲:  -40℃~+125℃
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2.データ取得

下記回路で、4Vに4Vを入力した結果
下のプログラムを実行することによりシリアル通信のモニターに結果が表示される。
10:57:22.186 -> A0=7836, A1=15696, A2=23696, A3=32001
10:57:22.228 -> A0=7836, A1=15696, A2=23695, A3=32000
10:57:22.306 -> A0=7836, A1=15696, A2=23695, A3=32000
10:57:22.352 -> A0=7836, A1=15696, A2=23695, A3=32000
10:57:22.401 -> A0=7836, A1=15695, A2=23695, A3=32000
10:57:22.446 -> A0=7836, A1=15695, A2=23695, A3=31999
Arduino Program Source download 

電圧回路で使用している抵抗の誤差が±5%で、その範囲内でカウントしています。
設定レジスタのPGA設定では±4.096Vでカウント値±32,768になっている。
各測定結果は下表のとおり。
  予定電圧(V) 予定カウント値 実際のカウント値 誤差(%)
AIN3 4 32000 32000 0
AIN2 3 24000 23695 1.3
AIN1 2 16000 15696 1.9
AIN0 1  8000  7836 2.1
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