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KWS-AC301 修正2024年4月16日

目    次
1.KWS-AC301
2.操作手順
3.RS485コネクター位置(AC301Lの場合)

4.AC301Lで無くてもRS232C端子でデータ取得
本文以外
・KWS-AC301(RS232C絶縁)
・KWS-AC301(modbus)データ取得方法

1.KWS-AC301
このメータはAC電源の電圧計、電流計、電力、電気エネルギー、力率、周波数および温度の計測が出来る。
電流の測定には、AC301本体のL-N端子に接続する方法とCT(2種類あり)で測定する方法のものが有ります。
また、情報を外部にRS485で転送できるKWS-AC301Lがある。
AC301Lでなくても外部に情報を取り出すことができる。4項参照





AC301 AC301L AC301+CT AC301+分割CT
黒の電線は温度測定素子がついている。電流の測定は20Aまでだが、本体の端子および、内部の電流-電圧変換抵抗の発熱からあまり多くの電流を通すことは危険と思われ、後のCTを接続した物が良いと思われる。 赤い電線はRS485の通信用ので電線です(1端にはAC301L本体に接続する端子が取り付けられています。)
負荷をN-L端子に直接接続するのではなく、CTの出力を接続するのでAC301本体の電流-電圧変換抵抗が無いため、発熱が少ない。
 付属のCTを予め負荷に接続している電線に通しておく必要がある。
もし負荷の電線に予め通すことが出来ない場合は次の分割CTを使用する必要がある。
左写真のCT本体が半分に分割できるため、負荷の電線を外してCTに通すことが必要無く、負荷を停止させなくても施工できる。

301Aの仕様
  AC301(L)-29A AC301(L)-100A AC301(L)-100A分割
Shunt mode built-in exeternal CT exeternal 分割CT
485 communication None(LはYes) None(LはYes) None(LはYes)
Current 0-20A 0-100A 0-100A
Voltage 50-300V 50-300V 50-300V
Electricity 0.001-99999kWh 0.001-99999kWh 0.001-99999kWh
Power 0-4.4kW 0-22kW 0-22kW
Timing 0.1-999 0.1-999 0.1-999
Humidity -20~150℃ -20~150℃ -20~150℃
Frequency 50-60Hz 50-60Hz 50-60Hz
Power factor 0.01-1PF 0.01-1PF 0.01-1PF


2.操作手順:             [先頭に戻る]

(1)mキーを3秒間押して設定に入り、mキーをダブルクリックして線を折り返し、mキーをクリックして移動します。

(2)アラームプロンプトを設定します。 Mキーを3秒間押して設定値を保存します。

実際のテスト値が設定値以上の場合にのみ、アラームプロンプトが表示されます。 アラームがある場合にのみ楽器が音を出します。 同時に、画面上の数値単位が点滅します。 たとえば、現在が1.000aに設定されている場合、アラームが表示され、実際に使用されている現在が1.000aより大きい場合、プロンプトが表示されます。

アラームプロンプトをオフにする方法: アラーム値を実際の値より大きく設定するか、すべてのアラーム値を0に設定します。

電気エネルギーとタイミングをクリアする方法: アップキーを3秒間押すと、タイミングが点滅します。 [M] をクリックして、タイミングを解除します。 Mをダブルクリックして電気エネルギーに切り替え、mをクリックしてタイミングをクリアします。

工場出荷時の設定への復元: 下キーを押したままにしてから、楽器の電源を入れて、復元が成功したことを示します。

工場設定電圧アラーム値は275v、その他は0

3.RS485コネクター位置        [先頭に戻る]
kWS-301LにはRS485のコネクターが横にあり、そこに接続する事により電力量他の情報を取得することが出来る。


4.AC301Lで無くてもRS232C端子でデータ取得方法
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※KWS-301にはRS485の端子が無いが、RS232Cの端子が内部プリント板にある。 の部分

ただし、RS232Cの信号パソコンやオシロなどと接続する場合は内部プリント板内の電源がAC電源から非絶縁で取り出されているため、RS232Cの信号を絶縁する必要がある。
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