電子工作:試験器 元に戻る

ホール素子試験器を作る 2024/10/5

本文目次

本文以外目次
1.試作内容
2.装置の測定(性能確認)
1.ホール素子を試験する

本   文
1.試作内容
■回路図


■試作品
正面 後面

ちなみに抵抗の放熱板を冷却ファンで冷却しているが、ファインと冷却ファンを固定している白い物はABSプラスチックで今回は3Dプリンターで作成した。

STLファイルをダウンロードはここをクリック

[目次に戻る]

2.装置の測定(性能確認)
(1)最大電流
  本体表示器 クランプメータ
又は電圧計
シャント
最大時の電流 58.1(A) 55.5(A) 41.2(mV) = 54.9(A)
出力電圧 0.67(V) 0.4767(V) ---
 電圧計は電源装置の出力端子に取付けた。
 測定時の気温24.3度、湿度58%
 測定器について
  クランプメータ MS2108A(MASTECH製)
  電圧計(シャント含む) XDM1041(OWON製)

(2)各抵抗値および消費電力
 クランプおよび電圧計の値から負荷抵抗値を求める
場所 抵抗値 消費電力
全体 0.4767(V)/55.5(A) 0.008589(Ω)  26.5(W)
内訳 抵抗分(計算値) 0.003333(Ω) 10.3(W)
シャント抵抗分 0.000750(Ω) 2.3(W)
その他接触抵抗値 0.004506(Ω) 13.9(W)
  その他接触抵抗値分については後日細分化して測定したい。

(3)リップル
無電流・無電圧時 最大電流時(電圧0.48(V)時)
リップル電圧5.916(mV) 周期27(us) リップル電圧23.58(mV) 周期18.6(us)

[目次に戻る]