Car:ドライブレコーダ 元に戻る

EVANTRUE E3の取付 2024/7/2

本文目次

本文以外目次
1.選んだ理由と概略機能
2.取付前動作確認
3.取付前動作試験
4.ファームウェアのアップデート
5.取付
6.取付後の動作試験
7.スマートフォンで設定できる内容



本   文

1.選んだ理由と概略機能
 VANTRUEのE3を購入しました!
 今回はこのドライブレコーダーを選んだ理由~ファームウェアのアップデートまでを報告します。
 (1)ドライブレコーダE3を選んだ理由  カメラは駐車時にも監視が出来、あおり運転や、恐喝されるときに像が取れる3カメラ方式のドライブレコーダの購入を考え各メーカー機器の比較をして決めることにしました。
メーカ・品名 費用 カメラ画素 表示
画面
Wi
Fi
リモコン 駐車
録画
偏向
レンズ
PC 評価
消費
電力
備 考
ボタン 音声
Viofo A139 pro 63,420 2160P+1080P+1080P 有り 有り 有り 無し 有り 無し 5 不明 256G
Viofo A139 50,630 1440P+1080P+1080P 有り 有り 有り 無し 有り 無し 5 不明 128G
ユピテルY3000 44,057 1080P+1080P+1080P 有り 無し 無し 無し 無し 有り 4 7.5W メモリ32G付属
VANTRUE E3 39,981 1977P+1080P+1080P 有り 有り 有り 有り 有り 有り 7 6W 256G
VANTRUE N4 35,478 1440P+1080P+1080P 有り 無し 無し 無し 無し 有り 4 不明 256G
 GPS+駐車中の監視モード用の電源コードとメモリは256GBITとレンズ、リモコンを含む価格
 駐車録画は電源を切る機能で蓄電池電圧で切るは○時間で切る機能も有るものを◎とした
 PCはPCビューアソフトが付属しているものを有り、社外ビューアしか無いものは制限も多いため無しとなる。
 評価点は表示画面~PCまでの無しは0点、有り・〇は1点、◎は2点を加算したもの。
 価格調査は2023年3月4日

価格と画素数からVANTRUEとなり、評価点からE3を選んだ。
写真はWiFi経由でスマートフォンからドライブレコーダーのカメラ画像の確認や設定などが出来る状況


(2)購入した物
a.VANTRUE E3
b.SDカード256GBIT
c.偏向レンズ
d.直結電源ケーブル(電源切替器)

アマゾンで購入しました。

電源切替器は最初 タイマーがないタイプVANTRUE VP02を購入しましたが、動作試験をしていてタイマー機能がある方が良いと思い、後でタイマー機能がある物VANTRUE VP01を購入しました。
この電源切替器にはおそらくDC/DCコンバータが入っているので余っているVP02を分解してみようと思います。
[目次に戻る]


2.取付前動作確認
(1)動作試験回路 VP01の結線方法

 12V電源装置に接続 スイッチを入れる事によりアクセサリー電源が入る。

(2)最初の電源入り
カメラにUSBソケットを接続して電源を入れると下記設定が必要
①言語の選択
②年月日の表示方法
③年月日時間
④周波数
⑤速度表示
⑥メモリーの初期化
これを設定するといよいよ気になる機能の動作確認をする。

(3)音声での制御
・音声のリモコンには以下12種類の言葉で制御出来るようです。
実際にやってみた結果は
 写真を撮る 写真を撮ってSDカードのフォルダー名Photoにファイルを格納します。
 ビデオスタート 反応なし
 音声オン 反応なし
 音声オフ 反応なし
 スクリーンオン ドライブレコーダー本体のモニターが映し出されます。設定でモニター点灯時間後に消灯されます。
 スクリーンオフ ドライブレコーダー本体のモニターを消灯します。
 WiFiを開く ドライブレコーダー本体のWiFiを活かしスマートフォンとWiFi経由で接続が出来るようになります。
 WiFiを閉じる スマートフォンとWiFi経由の接続を止めます。
 ビデオをロック 反応なし
 フロントカメラ フロントカメラだけを表示させます。3画面とも記録されています。戻す場合※1
 バックカメラ バックカメラだけを表示させます。3画面とも記録されています。戻す場合※1
内部ビデオオン 不明のため確認してません。
 ※(4)のスマートフォンとの接続のb.各操作が出来るの(C)画面切り替え で元に戻してください。

(4)スマートフォントとの接続  アプリのバージョンはV 1.0.12
E3を選んだ理由の1つにWiFi経由でスマーフォンに接続して操作が出来る事が有りましたので、使ってみました。
やはりドライブレコーダー本体の画像を見ながら本体スイッチを操作するより非常に便利でした。
機能の概略を記載します。
a.各設定が出来る。
 設定は『プレビュー』画面の右上をクリックする事に『設定』画面へ進めます。 当方の設定はここをクリック下さい
b.各操作が出来る。
 注意:ドライブレコーダの記録画像を見ている時(『アルバム』を操作する場合)はドライブレコーダーの記録(=異常記録)が出来ない事に注意下さい。(ちなみに記録を見ている時のレコーダーの消費電流は0.5(A)⇒0.3(A)程度になります。)
下記図は取扱説明書で画面名称が『ライブストリーミング』となっていますが、私の画面では『プレビュー』となっています。

(a)マイク ON/OFF
 OFFで音声の記録を止めます。 音声制御は出来ます。
 ONで音声の記録を始めます。

(b)スナップショット
 写真を撮ります(3)音声制御の『写真を撮る』と同じです。

(c)画面切替
 表示している画面を下記の順で切り替えます。
①3画面 左上(室内)、中央(正面)、右上(後面)
②3画面 左上(後面)、中央(室内)、右上(正面)
③3画面 左上(正面)、中央(後面)、右上(室内)
④1画面 正面
⑤1画面 室内
⑥1画面 後面
①へ

(d)再生/停止

 再生時はこの表示は画面左上のRECはが点滅しています
 停止時はこの表示はで画面左上は RECでは消灯しています。
  また、プレビュー画面はカメラ画像を映し出していますが、記録は停止しています。

(e)アルバム 『プレビュー』⇒『SDカード』に替わります
・各映像・画像を見たり、ダウンロード、削除が出来ます。
 スマートフォンアプリでノーマル、イベント、画像フォルダーを選べます。
 選んだフォルダー内のファイルが表示されファイルを選択するとその映像・画像を見る事が出来ます。
 また右上の『編集』を選択したファイルはダウンロード、削除が出来ます。

 注意:私のスマートフォンは『SSDカード』画面で何もしない状態を継続するとスマートフォンの画面が消灯し、ドライブレコーダー本体の緑LEDの点滅が点灯に替りカメラ画像の記録は停止します。
 しかしこの後スマートフォンの操作及び経過時間により、ドライブレコーダーの緑LEDが点滅しているのに記録されない事が有りますので、その状態の1例を下記表に示します。
 ドライブレコーダーの記録を確実に開始させるには、スマートフォンとドライブレコーダーのWiFi接続をやり直し『プレビュー』画面に戻し、念のため、再生/停止ボタンを押してスマートフォン画面の左上RECが点滅させて下さい。
  
順番 スマートフォン 消費電流 緑LED ファイル記録
最初の画面 0.5(A)程度 点滅 記録中
アルバム内(SDカード)へ移動 0.3(A)程度 点灯 停止
画面消灯 0.3(A)程度 点灯 停止中
30秒程度経過 0.5(A)程度 点滅 停止中
画面点灯(SDカード) 0.5(A)程度 点滅 停止中
画面点灯 2分経過 0.5(A)程度 点滅 最初の1分間録画
画面切替(プレビュー) 0.5(A)程度 点滅 記録開始
または
順番 スマートフォン 消費電流 緑LED ファイル記録
最初の画面 0.5(A)程度 点滅 記録中
アルバム内(SDカード)へ移動 0.3(A)程度 点灯 停止
画面消灯 0.3(A)程度 点灯 停止中
30秒程度経過 0.5(A)程度 点滅 停止中
1分程度経過 0.5(A)程度 点滅 記録開始
画面点灯 0.5(A)程度 点滅 記録中
[目次に戻る]


3.取付前動作試験
(1)動作試験で気になった事、設定した事。
a.試験をしていて気になったのが周囲温度が24℃でドライブレコーダー本体のSDカード差し込み口付近の温度が46℃、POWEスイッチで50℃でした。温度差が25℃もありました。夏の暑い日、炎天下で屋外駐車場ではいったい何℃になるか?故障しないか心配になりました。取扱説明所を見ると『車内温度が60℃以上になった場合、ドラレコが故障しないように電源をオフにすることをお勧めます』と記載されていました。

b.設定した事
駐車監視モードはタイムラプス録画、電源切替器のアクセサリー電源切り状態の電源供給時間は3時間、低電圧保護電圧は12.2(V)とした。(この電圧は車両に設置した時に電圧を測定してから本設定しようと思います。)
 ・今のところドライブレコーダー専用バッテリーは設置しない事。
 ・駐車監視モード中の消費電流が最小の衝撃検知が検知してから14秒しないと記録が開始しない。
  他のモードで省電力のタイムラプス録画の画像が高画質
 ・家の車庫はシャッターをおろしているため、買い物等で最大の時間約3時間経過したら電源を切る

なお『2.取付前動作確認』で声で操作したり、WiFiでスマートフォンに接続して画像を見たりした後、気になる動作電流がどれくらいかを測定してみた。

(2)アクセサリ電源が入った状態の動作電流
電源電圧≒12.5(V)で電源を入れた時の消費電流は0.47~0.54(A)だった。
10分後に測定すると消費電流は0.41~0.45(A)
動く画像をカメラで撮ると消費電流は0.49~0.52(A)でした。

(3)アクセサリ電源を切った状態(10分後)の各モード動作電流
駐車監視モード 動作電流(A) 備   考
衝撃検知 0.014~0.024 振動により動作させると 約14秒後から録画が開始され1分程度ノーマルフォルダーに記録されます。
胴体検知 0.4~0.42 動体検知すると、その前約13秒前から45秒間、ノーマルフォルダーに記録されます。
低ビットレート録画 0.35~0.41 1080P15FPS
タイムラプス録画 0.34~0.38 5PFS
駐車モードでGセンサーは何時でも起動する
駐車監視モードになると音声は記録されない

(4)電源切りタイマー動作試験  駐車モードはタイムラプス録画
 直結電源ケーブルでアクセサリー連動タイマー・低電圧保護VP01を購入したので、取付前に試験をしてみました。
 a.切りタイマー1時間試験 
経過時間 ⑥(A) 備考
-30分 × × × × × 0
-20分 0.48~0.54
-17分 × 0.45~0.52 画面消灯
-10分 × 0.45~0.52
0 0.38~0.42
3分 × 0.34~0.38
1時間2分 0.35 10秒程度画面表示
1時間2分 × × × × × 0
電源電圧≒12.5(V)
①元電源切り=× 入り=〇
②アクセサリ電源切り=× 入り=〇
③電源切替機のLED 赤点灯=× 緑点灯=〇
④カメラ本体緑LED 消灯=× 点滅=〇
⑤カメラ本体画面  消灯=× 点灯=〇
⑥消費電流

 b.切りタイマー3時間試験
 切れるまでは3時間1分程度かかった。
経過時間-17分 (⇒スイッチはON状態) 経過時間0分 (⇒スイッチはOFF状態)
経過時間3分~1時間 経過時間1時間2分 電源切替器のLEDが赤く点灯
[目次に戻る]


4.ファームウェアのアップデート
(1)最新のファームウェアをダウンロードする。
下記URLへ移動する
 https://www.vantrue.net/Support/flleDlist/p_id/231.html

 Vantrue E3 Dash Cam Firmware Update -E3_VT-ECB242 .bin をクリックする。
 Vantrue E3 Dash Cam Firmware Update Instruction はインストール方法が記載された文章が有るので、必要なら上記ファームウェアと同じ方法でダウンロードして下さい。


ダウンロードをクリックする。
 VT-E3.bin
がダウンロードされている。

(2)ファームウェアをドライブレコーダーにアップロードする。
a.パソコンとドライブレコーダーをUSB接続する。
 ・ドライブレコーダーの電源およびリアカメラのUSBを外す。
 ・パソコンからに接続したUSBのTypeーC端子側をドライブレコーダーのリアカメラ用の端子に接続する。
 接続するとドライブレコーダーの画面に
 
上記の表示が出る。

b.パソコンからファームウェアをドライブレコーダーにアップロードする。
 今回私の更新ファイルは VT-E3.bin


(3)ドライブレコーダーのファームウエアを更新する。
a.パソコンとドライブレコーダーのUSBを外す。
b.ドライブレコーダーのリアカメラおよび電源USB端子を接続する。
 車内で更新する場合はドライブレコーダーの電源切替器のLEDが緑色で点灯している事を確認してください。
 もし赤色で点灯している場合は、1回アクセサリー電源を入れてLEDが緑色で点灯している事を確認して下さい。

 USBを接続すると自動的にアッグレードされます。アップグレートには約30秒~1分間かかり、この間カメラは動作せずボタンや操作に反応しません。
 アップグレートされるとカメラは動作状態になります。
 アップグレートされたかシステム情報を確認下さい。

(4)SDカードのフォーマット
 最後にSDカードをフォーマットして下さい。
[目次に戻る]


5.取付
(1)電源接続部品の購入
 電源の接続に良いカプラーがアマゾンで販売されていたので、購入しました。1,500円
 写真の左側が購入したカプラ、右側がE3用の直結電源ケーブルVP01
アクセサリーとバッテリーの電線色が違うので注意。

VP01の接続するコネクターをカプラーに合わせてキボシ端子に変更
カプラーのバッテリー線とアクセサリー線に管ヒューズをいれました。

(2)車の部品取外し
No 部品名 備考
助手席側キッキングプレート  
助手席側ボディサイドウェルト 次のフィニッシャーの部分だけ外す
足元フィニッシャー 奥のボルトの様な物を外す
グローボックス 下3本、蓋を開けて上2本のネジを外す
助手席Aピラーカバー  
※グローボックス他取外し、運転席Aピラーカバー取外し(助手席も同じ)のYouTubeを参照下さい。
後ろ側はまだ設置途中でケーブル固定部品をを車パネルに両面テープで固定している。

(3)電源の接続
 左下写真がアマゾンで購入したカプラーを取付けた状況。
 右下写真が、VPO1やレーダ―・レーザー探知器の電源線をカプラーに接続した状況。
 この線類をまとめて足元に落ちてこない様に左奥のケーブルに側線バンドなどで固定する。

(4)カメラの位置を確認して貼り付け。
取付状態

(5)電源電圧確認
 バッテリー電圧とアクセサリー電圧がキチンと出ているか確認をする。
 12.5(V)付近を確認した。

(6)車部品の組立
 (2)項で取り外した物を組み立てる。

(7)取付状況
フロント・室内カメラ及びモニター バックカメラ 写真シャッタースイッチ
[目次に戻る]


6.取付後の動作試験
動作している。報告はもうすこしあとになります。
[目次に戻る]


7.スマートフォンで設定できる内容
・設定メニュー スマートフォンで設定できる内容です。
選 択 項 目 設定
スマホの時刻に同期する ON、OFF ON
解像度 フロント+車内+リア 1944+1080+1080 30FPS
1440+1080+1080 30FPS
1080+1080+1080 30FPS
1440+1080+720 30FPS
1440+720+720 30FPS
1080+1080+720 30FPS
1080+720+720 30FPS
720+420+420 30FPS
フロント車内 1944+1080 30FPS
1440+1080 30FPS
1080+1080 30FPS
1080+720 30FPS
720+1080 30FPS
720+720 30FPS
フロント+リア 1944+1080 30FPS
1440+1080 30FPS
1080+1080 30FPS
1080+720 30FPS
720+1080 30FPS
720+720 30FPS
フロント 2592x1944 30FPS
2560x1440 30FPS
1920x1080 30FPS
1280x720 30FPS
ループ録画 オフ、1・3・5分
赤外線ライト 自動
オフ
オン
自動
Gセンサー 前後方向 オフ、1~5
左右方向 オフ、1~5
上下方向 オフ、1~5
露光指数 フロント +2.0~-2.0 0
車内 +2.0~-2.0 0
リア +2.0~-2.0 0
録画インジケータ ON、OFF ON
WDR ON、OFF ON
液晶反転設定 フロント+車内 ON、OFF OFF
リア ON、OFF OFF
車内カメラ鏡像 ON、OFF ON
リアカメラ鏡像 ON、OFF ON
車両登録番号 〇〇〇〇〇〇〇
スタンプ設定 日付/時刻 ON、OFF ON
ブランド/型番 ON、OFF ON
車両登録番号 ON、OFF ON
走行距離 ON、OFF ON
GPS位置情報 ON、OFF ON
タイムラプス撮影 オフ、1~15FPS オフ
駐車監視モード 衝撃感知 1~5
動体検知 低・標準・高
低ビットレート録画 1080・15FPS
720・15FPS
タイムラプス録画 1~15FPS
駐車低照度暗視機能 ON、OFF ON
哩程時計 ON、OFF ON
GPS ON、OFF ON
速度単位 KM/H、MPH kM/H
WiFiパスワード 初期値は 12345678
音声コントロール オフ
低感度、標準感度、高感度
標準
SDカードフォーマット 戻る、実行
フォーマットリマンダー 15日、1ヶ月、オフ
モニター点灯時間 オフ、30秒、1分間、3分間
デバイス音量 5~OFF
通知音 起動音 ON、OFF ON
ボタン音 ON、OFF ON
ロック録画の音 ON、OFF ON
フォーマットの音 ON、OFF ON
録画異常停止の警告音 ON、OFF ON
周波数 50Hz、60Hz 60Hz
システム情報 型番 E3
ファームウェア(前) VT-ECB242
ファームウェア(後) VT-EBJ121
公式サイト www.vantrue.net
初期設定 戻る、実行
[目次に戻る]